M-1グランプリ、キングオブコント、THE W、R-1ぐらんぷり。今や国民的関心事となったお笑い賞レースの数々。
昨年大きな話題になったのが、R-1ぐらんぷりのルール改正。
これまではエントリーするのに芸歴は不問だったが、2021年大会からは「芸歴10年以内」に変更。
実績のある大量のピン芸人たちが出場資格を失い、SNSでも賛否両論、大きな波紋を呼びました。
しかし、ルール改正発表の直後、出場資格を失ったピン芸人のために「Be-1グランプリ」という、芸歴11年以上の芸人に出場資格が与えられるピン芸の賞レースが新たに生まれたことをご存知でしょうか?
出場資格は、
▼『R-1グランプリ2021』に出ていない、もしくは出れない。
▼芸歴11年以上のプロであること。
行き場を失ったベテラン芸人を救うために賞レースを立ち上げたのは、1人の名もなき若手芸人!!
Be-1グランプリは、R-1ぐらんぷりから“見放された”芸人たちの救世主となるのでしょうか?
…というわけで、今回は芸歴11年以上のピン芸人のための賞レース「Be-1グランプリ」を立ち上げた、シュースケさん(うすくら屋)に、DKOメンバーの野口とレイがインタビューしてきました。
芸歴11年以上の賞レースが必要だと思った理由

野口
今回、Twitterで「Be-1グランプリ」の存在を知り、興味を持ったので、主催者であるシュースケさんにインタビューを申し込んだのですが…

レイ
最初は審査員のオファーをくださったんですよね。でも野口さんが秒で断ったから(笑)

野口
そりゃそうですよ! 僕自身、面白いコントが作れるよう勉強している身ですし、何もなし得てないんですから(笑)そんなんで審査員を受けるなんておこがましいです!

レイ
でも、せっかくのご縁なんで、インタビューをさせて頂いて、微力ながら告知に一役買おうとなったわけですね。

野口
そうなんです!
賞レースを主催されてますけど、シュースケさん自身は芸人さんなんですよね?
賞レースを主催されてますけど、シュースケさん自身は芸人さんなんですよね?

シュースケ
そうです。「うすくら屋」という双子コンビで、漫才協会に所属して活動しています。

レイ
双子コンビなんですね!
初歩的な質問なんですが、この大会の読み方は…?
初歩的な質問なんですが、この大会の読み方は…?

シュースケ
芸歴11年以上の“ベテラン”の大会だから「ベーワン」です。僕もたまに「ビーワン」と
読み間違えちゃうんですけど(笑)
でも、ベテランのスペルは「veteran」だということに、後から気付きました(笑)
読み間違えちゃうんですけど(笑)
でも、ベテランのスペルは「veteran」だということに、後から気付きました(笑)

レイ
重大なミス!

シュースケ
なので、「Be-1のBeはBeing=存在」、つまり、芸歴11年以上の芸人達の、存在証明の場所という
それっぽい理由を後から足しました(笑)
それっぽい理由を後から足しました(笑)

野口
この大会はいつ始めようと思ったんですか?

シュースケ
「R-1ぐらんぷりの出場資格が芸歴10年以内になる」というのは、発表される前から噂があったんです。なので、発表の数日前から考え始めていました。

レイ
気になったんですけど、なぜ漫才をしているシュースケさんが、R-1に出られなくなった芸歴11年以上のピン芸人のための大会を開こうと思ったんですか?

シュースケ
2つ理由がありまして。
1つは、僕は芸歴2年目の時からずっと主催ライブを開催しているんですけど、「いつか賞レースを作りたい」というのは、ずっと前から自分の中にあったんですよ。まだ誰もやったことがない事なので。
1つは、僕は芸歴2年目の時からずっと主催ライブを開催しているんですけど、「いつか賞レースを作りたい」というのは、ずっと前から自分の中にあったんですよ。まだ誰もやったことがない事なので。

野口
確かに、芸人さんが賞レースを作ったっていうのは聞いたことないですね。

シュースケ
もう1つは、僕の主催ライブに出てくださるのはベテラン芸人さんが多いんです。でも、R-1の出場資格を失ったことで、ライブに出なくなる人が増えたんですよ。

野口
「がんばってネタを仕上げても、どうせもうR-1出れないし…」みたいな?

シュースケ
はい。そういう事が僕の主催ライブだけでなく、他のライブでも起こり始めたので…
そうなった時に「芸歴11年以上の賞レースを作らないと!」って思ったんです。
そうなった時に「芸歴11年以上の賞レースを作らないと!」って思ったんです。

野口
なるほど。主催ライブをたくさんやっているシュースケさんだからこそ、そこを強く感じたわけですね。
めっちゃ大変! 賞レースの作り方とは?

レイ
賞レースを作るなんて難しそうですけど、まず何から始めたんですか?

シュースケ
まず、決勝の舞台になる新宿角座を押さえました。
そこから逆算して、予選のための劇場をこのくらい借りればできるな…というところから始めました。
そこから逆算して、予選のための劇場をこのくらい借りればできるな…というところから始めました。

レイ
劇場を押さえて、「もう逃げ場がないぞ!」という状態にしたんですね。

野口
ルール作りとかも大変そうですよね。

シュースケ
僕自身、R-1ぐらんぷりは2回ぐらいしか出たことがないので勝手が分からず、芸人の先輩や、いろいろな方にアドバイスをもらいました。

野口
どんなことを相談されたんですか?

シュースケ
やっぱりどうしても、賞レースに対する不満って多少は生まれるじゃないですか? そこを少しでも成仏させたくて、お話を伺いました。

野口
運営が悪いとかではなく、本気でやってるからこそ多少の不満は出るでしょうしね。

レイ
そこから、どのように進めていったんですか?

シュースケ
やはりお金が必要なので、クラウドファンディングを立ち上げました。そして、本家のR-1じゃ出来ないことを
やりたかったので、クラウドファンディングのリターンで「決勝の出場枠が手に入る」というものを用意しました。
やりたかったので、クラウドファンディングのリターンで「決勝の出場枠が手に入る」というものを用意しました。

野口
なるほど! 「お金で決勝枠が買える」ということですね!

シュースケ
絶対テレビじゃできないじゃないですか?(笑)
そういった仕掛けも準備して、第1回大会を盛り上げようと進めていきました。
そういった仕掛けも準備して、第1回大会を盛り上げようと進めていきました。

レイ
ダーティーですけど、面白いですね(笑)

シュースケ
その他にも、1口1,000円からスポンサーになれるようにして、「スポンサーになってくれませんか?」と、いろんなお店のTwitterアカウントにDMを送ったりしています。

野口
営業マンみたいな活動ですね。

シュースケ
クラウドファンディングって、少し他人任せみたいなところあるじゃないですか? 「いやいや、お前も頑張れよ!」って思う人も、いると思うんですよ。

レイ
あ?…ちょっと分かります…。

シュースケ
だから、自分も頑張らなくちゃと思って。

レイ
すごい! 偉い! 尊敬!

野口
準備はお1人で?

シュースケ
芸人仲間が手伝ってくれています。チームで進めている感じですね。

野口
審査員を集めるのも大変じゃないですか? 断った僕が言うのもアレなんですけど(笑)

シュースケ
大変でしたね。でも、このプロジェクトを立ち上げますって発信した直後に、僕のTwitterアカウントを「エンタの神様」を担当されてた放送作家さんがフォローしてくださって、その人にダメ元で頼んだら快諾してくださいました。

野口
そんなすごい人が受けてくださったんなら、僕なんかに頼まなくて良いですよ(笑)

シュースケ
あと、先輩芸人の、飛石連休の藤井ペイジさんから、「第1回大会は形が見えないから、決勝をどういう審査員が見るか…とか、そういう所から決めた方がいい」というアドバイスを頂いたので、その点を考慮しました。

レイ
じゃあ決勝の審査員は、どんな方にオファーしたんですか?

シュースケ
決まっているのは…
今回はここまで!
後編では、豪華な審査員を集めた話、Be-1グランプリをどうしても今年やりたかった理由を、熱く語ってくれています。
クラウドファンディングもまだまだ実施中です。
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Be-1グランプリのTwitterアカウント→https://twitter.com/Be_1GP2021
Be-1グランプリのホームページ→https://be-1gp2.amebaownd.com
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