やっとNiziUの記事が書けました…
あんにょん。企画ユニットDKOの韓流文化担当を名乗っている中木寸いむにだ〜。
本業にかまけてNiziUの記事を書くタイミングを逃していたのですが、ようやっと時間が取れまして、NiziU人気や認知度に比べて出遅れ感がありますけれども、未だにNiziUが分からない貴方に届けたい、この思い!
ということで、いま最も僕が推しているアイドルグループ“NiziU”の紹介、やっていきます!
とはいえ、散々メディアで扱われてますので、「ある程度知ってるよ!」という方も多いはず…と思ったので、レベルに分けて解説します。
まずは初級編!
そもそもNiziUってなに?読み方すらわかんねえよって人へ
NiziUとは韓国の3大芸能事務所の一つ、JYPエンターテインメントと、日本のソニーミュージックがタッグを組んで開催したオーディション番組「Nizi Project(以下虹プロ)」から誕生した“K-POP式日本人女性アイドルグループ”です!
読み方はNiziu(ニジュー)で、オーディション番組の名前のNiziと、英語のNeed Youを組み合わせたもの。
ちなみにオーディションは2019年夏から日本各地とハワイ・ロサンゼルスの計10ヶ所で開催され、応募総数は何と1万人超え!
日本語でコミュニケーションが取れれば国籍不問というグローバルなものでした。
NiziUを語る上で欠かせない“仕掛け人”と“事務所”
そんな番組から選ばれたNiziUですが、オーディションの審査員として番組に出演し、仕掛け人として彼女らのプロデュースも務めるのが、「J.Y.Park」その人!
JYPエンターテインメントの創始者でもあり、自らも歌手として活動する韓国音楽界のリビングレジェンドで、新曲を発表していない年でも、年末の音楽番組では過去のヒット曲を歌い上げるほど格のある歌手です。
近年は自身も年1くらいでコンスタントに曲を出しているイメージですが、もはや年末以外の音楽番組には出演せず、たまに出るバラエティ番組では、大御所ながらも親しみやすいキャラクターで芸人からいじられたりしてます。
虹プロでは、参加者の女の子たちに対する彼の金言が注目されてます!
そんな彼が率いている事務所が、「JYPエンターテインメント」で、かつては同社の社長でもありましたが、現在は社長を別の方に譲ってプロデュース業に専念しているみたい。
NiziUもこの事務所の所属となり、先輩アイドルには日本でも人気になった2PMやTWICEなども!
なぜ日本人でK-POPをやるのか? Nizi ProjectとNiziUを紐解く“JYP 2.0”戦略とは
そんなJ.Y.ParkとJYPエンターテインメントが、日本人でK-POPをやろうとした理由を紐解く鍵になりそうな動画が、2018年にJYPエンターテインメント公式YouTubeに上がってます。
JYP2.0とタイトルがつけられてますが、当時JYPの描いていた成長戦略を、J.Y.Park自ら語った模様が収められてます。
その中でも、特に虹プロとNiziUに関係ありそうなのが、「ローカライゼーションによるグローバリゼーション」というもの。
要約すると、こんな感じ…(上記動画8:57頃~)
- 最初期のK-POPは海外への輸出がメインだった。
- JYPはその次のステージとして、グループに外国人を加入させた(2PMにタイ人のニックン、TWICEに日本人のミナ・サナ・モモ、台湾人のツウィ)など。
- さらに、中国全土をY.Park自ら回ってオーディションを開催。合格者は事務所で練習を受けた後、全員が中国人のボーイズグループ「BOY STORY」としてデビューした。
- 実験的プロジェクトだったが、中国のチャートで同グループのMVが1位になり、成功を収めた。これがK-POPの将来と考える。
- そのプロジェクトの第2弾が「Nizi Project」であり、日本でデビューするが、世界を意識した活動を行っていく。
※動画気になった人は25分くらいあるけど見てみてね。
JYPが世界進出!AKBと同じことをやろうとしているのか?
先ほどのことを踏まえると、これからJ.Y,Parkは世界各国でオーディションを開催し、各国に拠点を置いたアイドルを作っていくみたい。
あれ、これって「48グループとやってること一緒じゃない?」って思ったアナタ、僕もそう思いました!笑
でも、AKBオタクもやっていた僕からすると、こっちの方がしっかり練習生やオーディション合格者に対しての教育システムが整ってる気がするので、NiziUの次も成功しそうな匂いはしてる。
過去AKBを好きだった身からしても、SNH48が全く別運営のグループになってしまったりしたのでね…。
J.Y.Paykはアメリカを拠点にするアイドルを作りたいという話もしてますが、JYPは過去にWonder Girlsというグループを全米デビューさせて失敗した、苦い経験があるんです。
でも、以前にアメリカの厳しさを味わった上で、中国・日本と成功させたのは次のアメリカへのチャレンジへの追い風となってるのではと感じてます。
また、BTSが全米ビルボードで1位を取ったり、Black Pinkがアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に出演したりと、K-POP自体の注目度が上がってきてるのも手伝っているのでは? と考えてます。
つまり、NiziUはJYP、ひいてはK-POPが世界に本格進出するための実験的なグループであったということでもあるんです。
次回はメンバーの紹介とか中身の話します!
ということで、長々とNiziU誕生の経緯を語ってますが、肝心の中身の話をまるでしてない!
次回はイマイチわからない人のためのNiziU【中級編】をお送りします!
やっと各メンバーのハイライトとか虹プロの名シーンを紹介できると思うと、胸が高鳴るんですが、鼓動を無理矢理ストップさせつつ、お別れです。
それでは、あんにょん〜。
※アイキャッチ画像はNiziU公式インスタグラムより引用
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